戯言

戯曲、そして小説

戯曲の作成と併せて戯曲論の課題レポートも進めておりまして、第一課題は謡曲の「卒都婆小町」、第二課題は三島の「卒塔婆小町」を書いたわけです。で、引き続き課題図書である野田秀樹の「赤鬼」を読んだらもう素晴らしくて、お芝居っていいなあなどと数年…

読書記録。世の男たちの、生活からの逃避について所感

駅前の本屋に息子と行ったとき、表紙をこちらに向けて書棚に置かれていた本二冊が、なんとなく気になって、図書館で借りて読んだ。 はぶらし (幻冬舎文庫) 作者: 近藤史恵 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2014/10/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ…

4タイプ別診断テスト

わたしは4タイプ別診断テストというやつが好きで、Twitterなどでもことあるごとに言及している。 http://four-types.appspot.com/ これは欲求をタイプ別に4つに分けるというテストで、自分や周りのひとのタイプを知ることで、個々の欲求、つまりその言動や選…

Twitterでいただいたお題目

最近英語脳づいてきて、つい単語を見ると英単語に変換したくなるのですが、いま読んでいる本に「多様性」ということばが出てきて、多様性……でぃざー……でぃばー……でぃじーぶ? deで始まることはわかってるんだけど、うーん……と悩むも思い出せず、辞書で調べた…

YUI☆GON

大学の課題で戯曲を書くことになり、一晩物の舞台としてお通夜の夜を選んだ。同窓会会場と最後まで悩んだんだけど、結局わたしが描きたいのはかぞくの物語なので、お通夜を舞台にした。一晩物は、場面転換も時間の跳躍もしないお芝居のこと(だとおもう、た…

いとしいあの場所

わたしは執着心の薄い人間だ。そりゃあなにかに執着したこともあったけれど、ほんとうはそれが大事なわけじゃなく、単なる見栄や虚栄心から手放したくないとおもっただけだったし、失ってほんとうに困るものなんてこの世にあるとはおもえない。もともとあん…